生理前の女性の肌は非常に敏感でニキビもできやすくなります。
普段と同じことをしていても肌トラブルが起こりやすく、
気分も沈みがちです。
生理一週間前の黄体期には皮脂がいつも以上に出やすく、
洗顔の仕方や脂っぽいものを控える等食べ物にも注意が必要です。
ホルモンの変化が影響!?PMS=月経前症候群とは
月経前症候群(PMS)とは、生理の前に体や心に生じる不快な症状のことを指します。
多くの女性がこの症状を感じているものの、具体的な内容を知っている人は
約40%ほどと、まだ少ないのが現状です。
そこで、月経前症候群とはどういうものなのか説明します。
症状は生理前の3日から10日ほど前から起こり、イライラする、
ニキビが出る、のぼせる、頭痛、腰痛、憂鬱になるなど人によって様々です。
そしてこの不調は生理が始まると治ります。
原因としては、排卵後に分泌される黄体ホルモンが誘因であると
言われていますが、詳しいメカニズムはまだ分かっていないそうです。
ただ、睡眠不足やストレスの多い生活、タバコやアルコールの摂取をしていると
症状が重く出ると言われています。
多くの女性に出るものですから心配しすぎることもないですが、
健康的な食生活や軽い運動などは不調の緩和に効果があります。
また、不調が重い場合は、医療機関で症状に合わせた医薬品を
処方してもらうことも出来るので、病院に行くことも一つの選択肢です。
防ぎきれない部分も
しかしどんなに気をつけてもこの時期はニキビが出来やすく、
その後もなかなか改善されません。
自己流で治そうとすると以前より悪化したということも十分に考えられます。
そんな時には皮膚科でニキビ治療を行う事も一つの方法として有効です。
皮膚科であれば肌の専門家でニキビ治療には長けていますので安心です。
皮膚科で行うニキビ治療は、外用薬や内服薬を用いる他にも
毛穴に詰まっている皮脂や角質を取り除いたり、その個人に合った治療法で行います。
医師の説明を聞き、納得した上で治療に取り掛かりましょう。
生理前のデリケートな肌のトラブルに関しては、このように
専門の医師に診てもらう事が一番確実で改善への近道となります。