ニキビ跡の中には、時間がたつとクレーターという
酷い肌を作ってしまうことがあります。
肌に影ができてシミのようにも見えてしまいますね。
コンシーラーで隠すこともできますが、なかなかケアが難しいものです。
そんなニキビには、前兆としてコメドが見られることがあります。
ニキビの前兆「コメド」とは?なぜできるの?
ニキビの前兆と言われる「コメド」は、毛穴がふさがり皮脂が詰まって
膨らんでいる状態のことを言います。
いわば、ニキビの初期症状で医学的には「面疱(めんぽう)」という状態です。
皮脂が詰まりできると聞くと、オイリー肌の人がなりやすいというイメージがありますが、
実は一概にそうとは言えません。
皮脂の量が多くてもしっかり排出されていれば、毛穴に詰まってしまうことはなく
コメドはできませんが、乾燥肌で角質が溜まっている肌だと、毛穴が角質で塞がり
面疱(めんぽう)ができやすくなってしまいます。
このように、皮脂の分泌量が要因というのではなく、毛穴が塞がるかどうかが大きな要因となるようです。
また、ホルモンバランスが崩れるとできやすい環境になります。
男性ホルモンが優位になり皮脂の量が増える、角質肥厚といって角質が厚くなる肌質へと変わるためです。
不規則な生活やバランスの悪い食生活、ストレスを感じている人はホルモンバランスを崩すリスクがあるので注意しましょう。
クレーターに悩んでいるなら
セルフケアだけではこれといって効果があるものもないので、
クリニックでレーザー治療をしたほうが早いでしょう。
現代ではニキビ跡治療の技術も進化しているので、効果の期待はできます。
いくつか種類があるので、自分に合った治療法でケアを進めて行きましょう。
やはり何度か通わなくてはいけないことは忘れないでください。
基本的にクレーターのような状態は肌の表皮よりも奥に影響を及ぼしてしまっている場合が多いので、
肌の深くまでレーザーを届けることができる機器がおすすめです。
また、コラーゲンの生成を促すことで肌の凹みが新しい皮膚へと生まれ変わらせる治療法もあります。
他にもクレーターの角にレーザーを当てて、少しでも目立たなくさせるという方法など色々あります。