なかなかニキビが治らないという場合、皮膚科での治療を受けてみましょう。
「ニキビくらいで病院に行くなんて・・」と思う方も多いでしょうが、
ニキビが悪化してしまうとニキビ跡になりやすくなります。
ニキビ跡はニキビ以上に治りにくい肌トラブルですので、
ニキビのうちに治療で早めに改善する事が美肌へ繋がるのです。
一般的な皮膚科では、抗菌薬によるニキビ治療が受けられます。
外用薬と内服薬の2種類があり、どちらでニキビ治療を行うかは
医師の判断によって変わります。
抗菌薬での治療はアクネ菌が原因のニキビに有効です。
アクネ菌は皮膚にいる常在菌ですが、増えすぎてしまうと
毛穴の中を炎症させ、ニキビが出来やすくなるのです。
抗菌作用のある外用薬や内服薬で、ニキビ治療を行う事によって、
増えすぎたアクネ菌を抑制しニキビの治りを早めます。
外用薬ではダラシンT、アクアチムが、内服薬ではミノマイシンといった種類が
ポピュラーに処方されている抗菌薬です。
美容目的でニキビを治療する場合
ニキビ治療には色々な方法があるのですが、
美容皮膚科を利用するのも一つの手です。
美容皮膚科で実施されているニキビ治療の一つが、ケミカルピーリングです。
これはグリコール酸を皮膚に塗布することによって角質の状態を整え
新陳代謝を促進するというもので、新たにできるニキビを予防する効果もあります。
塗布の際にピリ付きを感じることもあります。
なお、ケミカルピーリングを行った後は肌が敏感になっているため、
刺激を与えたり紫外線を浴びるのは避けた方がいいです。
イオン導入というニキビ治療法もあります。
これは微弱な電流によって美容成分を真皮層にまで
浸透させるというもので、ただ塗るだけよりも遥かに効果が高いです。
メラニン色素が抑制され、ニキビ痕を薄くすることができます。
ニキビ治療にはLEDダイオードを用いた美白マシンを使うという方法もあります。
ニキビの原因であるアクネ菌が殺菌され、更に炎症を鎮静化させる作用もあります。
ニキビは日々の生活の習慣やストレスで出来てしまうことが多いです。
まずは、生活スタイルの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
規則正しい生活が肌をきれいにしてくれます。