背中ニキビに悩まれている方は多くいます。ホルモンバランスによって起こるともいますが、悩ましいものです。
入浴時の洗い方を見直すことで、背中にきびをケアすることができます。
シャンプーを済ませてから体を洗うようにすることで、
シャンプーのすすぎ残しが背中に残ることを防ぐことができます。
背中は洗いにくい場所ですから、洗い残しがないようにきちんと洗いましょう。
また、ボディソープは肌にあったものを選ぶようにしましょう。
ゴシゴシ洗いはよくありませんので、やさしくあらうように心掛けましょう。
強くこすり過ぎたりすると肌を傷付け、トラブルを招いてしまいます。
保湿をすることも背中にきび対策になりますので、顔のスキンケアと同じく、
洗浄力の強すぎるボディソープによる洗い過ぎはよくありません。
タオルやスポンジでごしごしと強くこするのではなく、泡で洗うことを意識しましょう。
ボディソープのすすぎ残しも背中にきび(新しいにきびも出来やすい場所です)の
元になりますので、しっかりとすすいできちんと流しておきましょう。
入浴後のふやけた肌は傷付きやすいですから、清潔でやわらかいタオルを使って
やさしく拭くようにすると良いです。
バリア機能低下が著しい…肌が弱くなる原因と強くするための方法は?
肌は本来ならば、外部からやってくる細菌やウイルス、紫外線といった刺激から体を守る力を持っています。
それがバリア機能と呼ばれるものです。しかし、何らかの理由でその力が弱まってしまうのは、細胞間脂質が減少していることが原因です。
この成分は天然保湿成分を取り込みつつ角質細胞の間を満たしている物質のことで、セラミドや脂肪酸からつくられています。
肌の構造はよくレンガとモルタルの関係に例えられます。
角質細胞にあたるレンガは、ただ積み重ねているだけだと隙間だらけでいろいろなものを通してしまいます。
その隙間を埋めるようにモルタルでレンガ同士を接着すれば、何も通さない頑丈な一枚の壁になります。
肌がそのような状態になれば、多少の刺激を受けても炎症などは起きにくいです。
もし、モルタルが減少していけばどうなるのかというと、ただレンガを積み重ねた状態に戻りますから隙間だらけです。
隙間ができれば、当然ですが刺激から肌を守ることが出来ません。
つまり、それが肌バリアが低下するときに起きていることです。
なぜそうなってしまうのかということでは、乾燥や加齢、洗顔のやりすぎ、生まれ持った体質などが考えられます。
ですから、肌を健康的な状態にしたいならば、保湿をする、プラセンタなどのアンチエイジングに効果がある美容法を試す、洗顔は回数を制限するというように、原因を取り除くことが一番の近道です。
それから、食事を見直すことも重要です。コレステロールやDHA・EPA等の脂肪酸を食べることで、角質細胞の隙間ができにくくなるので刺激に強くなります。
そうした生活習慣を改善することで対応が難しいのであればレーザー治療も視野にいれるのがいいでしょう。